Glasson & Lalik (1993) 9

言語と行動と活動の相互使用において教師が生徒を参加させるのにSCISやより学習サイクルの新しい解釈を使うかどうかを知るためにわれわれは実践の中でそれを観察することとした。これを達成するために6名の科学教師とともに解釈的研究を行った。われわれは3名の教師と協力して学習サイクルに基づいた指導法における計画、実行、そして内省を行った。われわれが研究したいのは、教師の学習サイクルへの理解とこれらの理解がどのように変化するかである。なぜならわれわれの関心の中心は、「…社会生活の中での人間的意味、そしてその解明と説明」(Erickson, 1986, p. 120)であり、われわれが解釈的研究デザインを使用したからである。このデザインにおいて、1年を通して教師はデータを観察、収集、分析し、教室で行われたことの意味の解釈をする協力的研究者として参加した。2つの研究課題がわれわれの研究を導いた。

  1. 教師が生徒との言語と行動の相互使用を働きかけるための学習サイクルを使用するにつれて彼らの原初ビリーフと実践がどのように変化するか?
  2. 教師が学習サイクルを使用するにつれてどのような出来事と問題が教師に表れるか?

この研究は科学を教えるために重要である。なぜなら、この研究は教師が科学の授業で学習を強化するために生徒の考えとアイデアを組み込むことができる枠組みを調査するからである。