2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【修論】VT01が重視していること

VT01が重視していること <生徒たちが主体的に考える>→学習ストラテジー、コミュニケーションストラテジーのトレーニング <コミュニケーション>→自分の考えを人に伝える能力、人の考えを理解する能力を身につける、コミュニケーション能力 <インプット>…

【修論】VT01<生徒たちが主動的に考える>の目的

<生徒たちが主動的に考える>ように活動をする目的 1.生徒が実際に日本人とコミュニケーションするときのため、推測する力を高める(=補償ストラテジー能力)を高める 「将来、もっと将来、生徒たちはもし日本人と会話する時、何かわら、分からなかったら…

【修論】VT01「主動的」の意味

VT01が「主動的」だと捉えている個所をインタビュー01と教案から抜き出し、VT01が「主動的」をどのように捉えているのかを考察する。

【修論】 分析アイデア

VT01のインタビュー01より 「ああ、ああ。何か文章を読んで、インプット、ですよね。でも、それは難しそうです。生徒たちはあまり好きではない、と言いました。」徳増さんの修論結果「読む・書くより話す・聞くのほうが易しい」という結果がなかったか確認す…

【修論】VT01の分析「生徒たちが主動的に考える」

[新しい文型を自分で見つける 3] [生徒が日本語の文型のルールを見つけて、先生が確認する 9] [分からないところが理解できるようになる 4] 「見つける」→生徒が自分で“気づく”:新しい文型の導入方法=二人のTの会話から新しい文型に気付かせる方法を用いて…

【修論】データ収集時の条件記述

調査協力者とのラポールが形成されていることを付記する。 ビリーフは人の内面に関わることであり、ラポールが形成されていないと調査対象者はそれを表出しない。本当に思っていることとは別の表出をいくら分析しても意味がない。

PAC分析開発の経緯

元々の専攻:実験社会心理学 ↓ 臨床心理学担当の専任に着任 児童相談のカウンセリング ↓ 社会心理学の担当 抽象的・平均値的な人間を描き続ける今日の社会心理学の態勢に疑問 社会心理学には「今ここに生きている実在の人間」「私やあなたという『個』」が欠…

【修論】VT01の分析「勉強した文型の暗記の方法」

グループとして暗記の方法が出てきている→VT01が暗記を重視していると言える?? インタビュー01から暗記に関する記述を探す。

VT01の分析「生徒の会話」

「グループで活動して、友達と相談して発表 2」→活動の方法 「先生は生徒のために生徒の自信を作ると、生徒は会話を発表できる 15」→会話活動における教師の支援 「発表」をキーワードと挙げていることからこのグループは会話練習に関するグループであると思…

VT01の分析「コミュニケーション」

[勉強した日本語で本当のこと、言いたいことが言える 1][生徒たちが自分の意見を言う 11]、[先生との、友達とのコミュニケーション 5]が同距離で結節されている→「生徒が勉強した日本語で自分が考える本当のこと、言いたいことを言うことで、教師およびクラ…

PAC分析 連想刺激文の目的

どのような変数を得るために連想刺激文を提示したか えようとしている変数=授業において何を重要視しているか?→独立変数 連想刺激=教案+半構造化インタビューでの自身の発話 重要視していること(独立変数)→授業活動(従属変数) 因果関係:独立変数Aを…

Barcelos (2006) 3.1.3 Beliefs and Actions

SLAに関するビリーフと行為との関係は、ビリーフの一般的な議論と似ているが、どのようにSLAに関するビリーフが学生の行為に影響を与えるかに言及している。この場合、行為は(a)学生の一般的な学習へのアプローチつまり「彼らがどのように学習を概念化し、…

Barcelos (2006) 3.1.2 Methodology

The normative approachはSLAに関するビリーフを調査するリッカート法質問紙を使った研究を含む。従って、データ収集はほとんど質問紙の使用を通してなされ、記述統計を通してデータ分析される。ビリーフ調査に最も広く使われている質問紙は、Horwitz (1985)…

Barcelos (2006) 3.1.1 Definition of beliefs

このアプローチに含まれるほとんどの研究の中でビリーフは先入観や神話、あるいは誤解と同義語として定義される(Horwitz, 1988, p. 119およびHorwitz, 1987, p. 126参照)。そのようにして、学生の意見は現在の第二言語研究者の意見と根本的に異なると考えら…

Barcelos (2006) 3.1 The Normative approach

normativeという用語はHolliday (1994)によって文化上の研究に言及するために使われた。その研究はクラス内での学生のふるまいの説明としての学生の文化を見せるものである。同様にこのアプローチに含まれる研究は、SLAに関するビリーフを学生の将来の自律的…

Barcelos (2006) 3. Current approaches to the investigation of beliefs about SLA

今まで、SLAに関するビリーフ研究において方法論的な論点上の2つの研究がある。Victori (1999)とKalaja (1995)である。 Victori (1999)はメタ認知知識について語り、それを心的表象として記述した。彼女は学習者のメタ認知知識研究実施の際、方法論的な問題…